【絵本レビュー】みんなで!どうろこうじ/作:竹下文子・絵:鈴木まもる

おすすめ絵本

2歳頃から 日本図書館協会選定図書(2010) シリーズ作品あり

ぽぽ
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こんにちは!びーくるきっずらぼのぽぽです!

このサイトはのりもの好きなお子様をお待ちの保護者の方へ向けた

のりものに特化した知育サイトです。

のりものが好きな子どものために
のりもの絵本を探していませんか?

今回はたくさんの道路工事の重機が活躍する絵本、
「みんなで!どうろこうじ」をご紹介します!

こんな人におすすめ!
・ショベルカーなど重機が登場する絵本を探している
・道路工事の様子が描かれた絵本を探している
・たくさんのはたらくのりものが出てくる絵本を探している
・シリーズものが好き

書籍情報

みんなで!どうろこうじ
作:竹下文子 絵:鈴木まもる
出版社:偕成社 出版年:2010年 ISBN:978-4-03-221200-6

たくさんのはたらく車が活躍する道路工事を定点観測。ユーモラスな交通整理のおじさんには注目を! すみずみまで楽しめるお話絵本。

(出版社HPより引用)

道路工事の一連の流れを観察!

ぽぽ
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物語は、たくさんの車が走る道路が

ガタガタになってしまったため
道路をチェックする様子からはじまります。

この絵本では、道路を工事するためのはたらくのりものがたくさん登場します。

裏表紙に描かれているのりものは、この絵本に登場する重機たちです。
ショベルカー、ダンプカーなど有名なのりものの他にも
マカダムローラー、モーターグレーダー、アスファルトフィニッシャーなど
ちょっと珍しい重機が登場するのが特徴です。

道路工事の手順を丁寧に追ったストーリーの絵本はなかなか見かけないので
重機好きな子どもの興味を広げるのにぴったりな一冊なのではないでしょうか。

絵本の文章量はほとんどが1見開きに2〜4行なので
ペラペラとページをめくっていってしまう
低年齢児への読み聞かせにもぴったりなのではないかと思います。

おすすめの点

ぽぽ
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それではこの絵本のおすすめポイントを
もっと詳しくご紹介!

ネタバレを避けつつ絵本の楽しさをお伝えします!
詳しい内容はぜひ手に取って体験してみてくださいね。

道路補修工事の流れを知ることができる!

いつも見ている道路がどのようにできているのか
知っているようで実はよく知らないのではないのでしょうか?

まずは道路のチェックをして、道路をはがし、砂利を詰めていく…
この絵本では基本的な道路補修の工事の流れを知ることができます。

あたりまえのように身の回りにある道路ですが
この絵本を読むことで、今後の道路の見え方が変わりそうですね!

道路工事用の重機がはたらく様子が楽しい!

道路工事ではたらくのりものを紹介する図鑑型の絵本は多くあります。
ですがこの絵本では実際にはたらく様子が描かれているので
より具体的に重機のイメージをふくらませることができます!

工程が進むごとに入れ替わりながら登場するたくさんの重機たち。
道路工事にこれだけの重機が使われているなんて
実際私も知りませんでした!

道路沿いのお店や人、道ゆく車も観察!

メインとなる工事現場以外の場所にもたくさんの人々や車が登場します。

道路工事が進むにつれて変化する道路沿いのお店の様子に気がついた時は
ちゃんと町の人々が生きているんだという実感が湧きました!

交通整理を全身で頑張るおじさんや
これはあの超有名バンドのメンバーなのでは?と思うような通行人など
大人がクスッとくるような人々もいるので
隅々まで観察すると楽しさが増しますよ!

他のシリーズ作品と連携!

「みんなで!どうろこうじ」は11冊あるシリーズ絵本の中の1冊です。

このシリーズでは救急車やバス、ショベルカーなど人気ののりものが主人公で
それぞれの絵本の中に、他シリーズのキャラクターや車が時折登場します。

「あの車は前の絵本にもでてきたね」などのように絵本をまたいで
楽しく子どもと会話をすることがきるので
絵本の世界がより広がります

子どもの反応(2歳時)

  • 知っているのりものを教えてくれました
  • 道を行く人々の様子にも興味津々でした
  • 他シリーズの重機を見つけて興奮していました
  • 近所の道路が工事をしている時に、絵本の内容にからめてお話しできました

※子どもによって反応が異なるので目安としてご覧ください。

まとめ

絵本「みんなで!どうろこうじ」をご紹介しました。

ちょっと珍しい道路工事で活躍すのりものがたくさん登場するこの絵本は
のりもの好きな子どもさんにぜひとも読んでもらいたい一冊です!

この絵本との出会いで、子どもたちののりもの好きな気持ちが
さらに高められるきっかけになればとても嬉しいです。

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