【絵本レビュー】あかくん まちを はしる／作：あんどう としひこ【感想】

３歳頃から　シリーズ作品あり

のりものが好きな子どものために
のりもの絵本を探していませんか？

今回は子どもの心を掴むレトロな車がたくさん登場する絵本
「あかくん まちを はしる」をご紹介します！

こんな人におすすめ！
・のりものがたくさん出てくる絵本を探している
・レトロな車が好き
・物語デビューにぴったりな絵本を探している
・シリーズものを探している

あかくんと一緒にドライブしよう！

主人公はミニクーパー（おそらく）のあかくん。
息子が初めて読んだのは２歳になりたての頃。
ちょうどミニにハマっていたこともあり一目で好きになった絵本です。

たくさんの車たちが登場します

乗用車もはたらく車もたくさん登場するので子どもの好奇心を刺激！
あれこれ指差ししながら自分の知っている車を見つけていきます。

路肩に停まっている車を追い越したり
反対に追い抜かれて行ったり…
初めて読んだ時、ドライブをするというシンプルなテーマのストーリーながら、
絵本なのに本当に車が通り過ぎて行っているような感覚になれて
おもしろいなぁと感じました。

どんどんと周りを走る車が変わっていくので
子どもが夢中になるのもわかります。

息子にとってことある度に
私の元へ持ってきては読んで欲しいとせがむ大好きな一冊です。

物語絵本デビューにぴったり！

文章量は１見開きで１〜３行なので、
はじめての物語絵本にぴったりです！

読み聞かせをしながら、絵にも注目して
あかくんと一緒にドライブしているような気分で
街の中を走る車たちの様子をお話ししていくと
楽しい絵本タイムになりそうです！

おすすめポイント

ネタバレを避けつつ絵本の楽しさをお伝えします！
詳しい内容はぜひ手に取って体験してみてくださいね。

ドライブしているような気分で読み聞かせ！

この絵本に登場するはたらくのりものたちは身近なものばかり。
ストーリーを追わなくても絵を眺めるだけでもお話が弾みます。
毎ページごとに「ごみ収集、事故、渋滞、ガソリンスタンド、工事」など、
なにかしら注目ポイントがあるので
想像を膨らませながら読むことができます。

雨の日に外にお散歩に行けない時などに読むと
お散歩した気分になれていいかもしれませんね。

おしゃれなイラストに親も満足！

絵のタッチは、子ども向けのりもの絵本には珍しい、
主線がおおらかな筆で描かれた水彩風のイラストです。
年齢の低い子どもは輪郭がくっきりして
はっきりとした色の絵を好むと聞いたことがあるので、
ちょっぴり大人向けかな？とも思ったのですが、
そんなことは全然心配いりませんでした。

のりもの好きな子どもなら間違いなく心をくすぐられて
楽しく読めるでしょう！

シリーズ絵本もきっと好きになります

お子さんがこの絵本を気に入ったなら
シリーズ絵本の「あかくん でんしゃと はしる」もおすすめです。

こちらはあかくんが江ノ電（おそらく）と一緒に道を走るお話です。
「あかくん まちを はしる」よりも登場する車の種類は少ないですが、
電車も好きならきっと興味を持つはずです。

こちらも今後レビュー予定なのでお楽しみ。

子供の反応(２歳時)

• ミニクーパーにハマっていたのであかくんへの愛着がとても強かったです
• 街を走る車に興味津々でした
• 知っている車がいると教えてくれました
• モーターグレーダーを覚えました
• この本を読むと、同じシリーズの絵本も読みたいと言いました
• 何度も読みたいと持ってきました

※子どもによって反応が異なるので目安としてご覧ください。

まとめ

絵本「あかくん まちを はしる」をご紹介しました。

素敵なイラストともにドライブ気分を味わえるこの一冊。
のりもの好きな子どもたちにとても気に入ってもらえるのではないかと思います。

この絵本との出会いで、子どもたちののりもの好きな気持ちが
さらに高められるきっかけになればとても嬉しいです。